第1話→今年は3人で沖縄です
第2話→今度からファブ○ーズも必需品
第3話→ライブレポート第1楽章
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ヒゲ兄弟presents 秋の夜長の音楽会

3組目 [ヒゲ兄弟] ボーカル&ギター:ヒゲ一号機 ギター:ヒゲ二号機
「あー、このユニットに関しては、1年前の記事を見て。」って感じです。
もちろん、良い意味で。凄すぎて。昨年と言うことが一緒になってしまう、みたいな感じ。
ヒゲ一号機「ちょっと準備があるから、一度捌けます。その間、二号機が弾いててくれます」
と、無茶ぶりで演奏をさせているにも拘らず、演奏している二号機の前を通る…という笑いから始まった…かと思いきや、演奏が終わるタイミングを見計らって一曲目!!!
pomposoも一曲目の前に演奏する曲がありますが、一回完結しているので、もうここから違うよね。
昨年、<エピソード1>という曲を、当日完成させたお二人は、今年も当日完成させた曲に<エピソード2>というタイトルをつけておられました。
(タイトルの正式な表記は違うかもしれません)
私は今年の<エピソード2>を聴いた時に、「ギターの曲じゃないみたい」と思いました。
ギタリストさんの多くは、感情がこもると、弦を押さえる左手を少し動かすんですね。「ギターを泣かせる」って言うのかな。調べたら、「チョーキング」っていう奏法らしいんですけど。
鍵盤楽器で演奏するなら、本来の音を弾く前に一瞬だけ、半音上または下の音を弾く、装飾音的な感じです。
それがほとんどなかった。そのように演奏された曲は、まるでクラシック。
2本のアコースティックギター……そう、チェンバロを彷彿させたのです。
えっと…若干、悠羽のブログ的な話になりますが、
ピアノは、弦をフェルト製のハンマーみたいなもので叩く、「打弦楽器」です。
チェンバロは、弦を爪のようなもので弾く「撥弦楽器」です。
この爪、形状は違いますが、ギターで使用するアイテム「ピック」と同義です。
すなわち、見た目や構造は違いますが、かなり似た音色が出ます…理屈上は。
というわけで、私はバロック時代、まさにバッハの<インベンション>の感覚で曲を聴いておりました

さて、一号機が、pomposoの紹介をしてくだいます。
「pomposoが配ってるチラシ(『しゃぼん玉通信』のこと)が、面白くってねー。その記事のネタになってるのが、ヒゲ二号機の弟子なんだよね。そこにスタッフでいる彼なんだけど。」と指差して、紹介させている…何故今(笑)
そして、「悠羽とは10年来の付き合いで、彼は元々メタルでブイブイ言わせてて、今は離脱して…」とかって話から、「あ!今日は全メタルですね」と発言なさいました。
[ヒゲ兄弟]はヘヴィメタルバンド[鉄カブト]のメンバー2名で構成されていることは、昨年のブログでも申し上げました。
前回の記事でご紹介した [Ukinotes]さんも、パンクバンドご出身だそう。
[Plot]星花さんがヘヴィメタルバンドでボーカリスト…は前回の記事に書きました。
ゆーき The CryBabyも、沖縄でハードロックのバンドのリーダーで「沖縄で俺らを知らないヤツはいない」と豪語していたことは、このブログで何回書いたことでしょう。
「皆さん、今日は鉄分には困りませんね」とヒゲ一号機さんはおっしゃいましたが……実は、鉄分不足が一名いるんだわ…。
「メタル=金属」ということで、「鉄分」という話になっております。
パンクとハードロックが、メタルに属するのかは微妙ですが、まぁ、広義で「バンド」としておきましょう。
はい!海弥ちゃん、バンド経験ありません!!ジャンル違うけど、ブラスバンドの経験もありません!!
あれ?これってもしかして…アウェイ??(昨年の恐怖再び)
お客様には100%純粋な鉄分をご提供できず、申し訳ないですが…。
……いいもん、私には生声があるもん…

まぁ、ちょっと最後にいじけ風に書きましたが、こんな風に話を持っていけるヒゲ一号機さんはやはり凄いなぁ、と。
そして、アコースティックギター2本の演奏って素晴らしい

昨年は、プレイスタイルやトークが強く印象に残ったのですが、今年はゆーき The CryBabyがpomposoに加入していることもあり、アコースティックギターが奏でる美しさが印象に残った[ヒゲ兄弟]のステージなのでした。
つづく。