2015年05月16日

【悠羽】活動休止についてコメント


悠羽です。


個人的にコメントするのもどうかなぁ、と思いつつも、
活動休止を発表した以上、ある程度はお話しする必要がある
と判断して、今回コメントさせていただきます。


今回の決断に至りましたが、その理由は各メンバー共に違います。

自分だけ理由を書いておきますと、
「自分が多忙すぎる」という、この一点に尽きます。

pomposoに対して割ける時間が、どんどん無くなっていき、
現在はライブをすることも厳しい状況になっています。

今の状態で、ファンの皆様に演奏をお聞かせすることも
非常に失礼なことだと思っています。


また、新曲を作ったりといったクリエイティブな作業もできず、
自分のモチベーションも下がっている状態です。

このまま活動することは、自分の中では難しく、
自分の身の回りが落ち着くまでは、活動を休止したいと思った次第です。


とはいうものの、まだまだpomposoの活動も道半ばです。
やりたいこともたくさんあります。
可能な限り早く復活したいと思っています。


自分がブログを続けられるかはわかりませんが、
可能でしたら投稿しますので、
気が向いたらブログを観ていただければ幸いです。


そして、まだまだライブもありますので、
会場にも足をお運びいただけると嬉しいです。


大きな活動は一時休止しますが、
これからも引き続き、pomposoの応援をよろしくお願いします。

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2015年03月19日

民族楽器ノススメ No.33

悠羽です。


久々に時間的余裕ができたので、ブログを更新できます。

というわけで、早速今日の楽器です。
今日の楽器は三味線です。

三味線自体を紹介してから、
今回は『津軽三味線(津軽民謡)』の曲に焦点を当てていきます。


まず、三味線ですが、言わずと知れた日本の撥弦楽器です。
ボディ(胴)は四角形で、前面・背面に皮(犬・猫・合皮)を張り、
三本の弦を撥(ばち)で弾きます。
(津軽三味線は、特に「叩き」が入ります)
以前紹介した「三線」も、三味線の仲間です。

ネック(棹)は様々な種類があり、
それによって三味線の曲のスタイルも変わってきます。
先に挙げました『津軽三味線』は、音楽スタイルの一つです。


チューニングは、いろいろなパターンがあったり、
曲によって変化もさせるので、一定ではありません。
俗に言われている”本調子”というものは、C,F,Cです。


そして、なぜ今回『津軽三味線』を採り上げるかといいますと、
津軽三味線で使われている音階が、ペンタトニックスケールだからです。

ペンタトニックスケールとは、キーがCメジャーの時に、
F,B(クラシック的にはH)の音を抜かした音階のことです。

ペンタトニックスケールは、ロックでは非常によく使われます。
ギタリストのソロを聴けば、すぐに出てきます。


そのため、津軽三味線の演奏を聴くと、
非常にギターのソロと似通っています。

ですので、意外とロックを聴いている人には、
馴染みやすい音楽だったりします。


それでは、津軽三味線の演奏をお楽しみください。
今回は、比較動画も入れました。


津軽三味線といったら、高橋竹山(たかはしちくざん)ですね。




ペンタトニックといったら、マイケル・シェンカーは外せません。
特にこの演奏は、津軽三味線風味がたっぷりです。




「ツインリード」という観点だと、吉田兄弟が良い例になります。
この曲は、バンド演奏があるため、雰囲気が掴めるかと思います。




こちらは三味線だけですが、曲はロックテイストがありますね。
この曲での三味線の演奏で、全ての弦を「コード弾き」していますが、
この奏法は、普通の三味線の奏法ではありません。




Thin Lizzyのこの曲は、キーも同じですし、比較しやすいと思います。
間奏部分は、思いっきりペンタトニックです。



スコット・ゴーハム(Gt)はもっと評価されていいと思います。。。

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2015年02月17日

民族楽器ノススメ No.32

悠羽です。


最近、なかなか体調がすぐれなかったりしますが、
皆様はこの寒さの中、お身体は大丈夫でしょうか。
冷えは身体には大敵。お気をつけくださいませ。


さて、今回紹介する楽器はハープです。


クラシックでもハープはありますが、
今回はそちらではなく、民族楽器のハープになります。

民族楽器でのハープで有名なものは、主に2つ。

ひとつは、アイルランド発祥のケルティックハープ
(アイリッシュハープともいいます)
もうひとつは、ミャンマー発祥のサウン・ガウです。


ハープは、狩猟で用いられる弓がルーツとなったといわれています。
それが発展して「リラ」となり(リラも後日紹介します)、
リラが発展してハープになりました。
というわけで、非常に古くからある弦鳴楽器です。


ケルティックハープは、アイルランドが発祥で、
中世の頃には、既にあったとされています。


このハープの特徴はレバーにあります。

基本的にキーは全音なのですが、各弦にレバーがついていて、
これを切り替えると、音が半音上がる仕様です。

ですので、古来の楽器ですが、
今の音楽にもきちんと対応できるのが特徴です。


一方、サウン・ガウですが、
こちらは映画「ビルマの竪琴」で、主人公が持っている竪琴です。

9世紀くらいにはすでに作られていて、
王宮などで演奏されていました。

元々は3弦ほどしかなかったそうですが、時代毎にどんどん弦が足され、
現在の16弦になってから、まだ100年経っていません。

昔は弦巻きもついていなかったそうですが、
今はついているものも広まっています。

そういう意味では、まだまだ発展途上の楽器なのかもしれません。


それでは、2つのハープの演奏をお楽しみください。


映画「借りぐらしのアリエッティ」のテーマ曲は
ケルティックハープです。




パトリック・ボールによるケルティックハープの演奏です。




ミャンマーの歌手、Yadana Ooのサウン・ガウ弾き語りです。




先述した、映画「ビルマの竪琴」からの演奏です。
9:25辺りから。



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2015年02月03日

民族楽器ノススメ No.31

悠羽です。


このコーナーを始めてから、30回という区切りがつきましたので、
第1回の記事を見返して、今日の楽器を決めました。

というわけで、今回紹介する楽器はバグパイプです。

そう、第1回は「イーリアンパイプ」でした。
その記事の時に、バグパイプにちょっと触れただけでしたから、
今回はしっかりと紹介しようと思います。
イーリアンパイプよりメジャーですしね(汗)


バグパイプもイーリアンパイプも、
オルガンと同じく気鳴楽器になります。

袋に空気を溜め込み、空気を押し出すことにより
袋に繋がっている複数の管から音が鳴ります。

空気を溜める方法は、イーリアンパイプは鞴(ふいご)ですが、
バグパイプは人間の息になります。

空気を溜め続けることによって、
絶え間なく音を出し続けることができるのが特徴です。


バグパイプは、スコットランドの民族楽器となります。
(イーリアンパイプはアイルランドです)
おそらく、男性がタータン、キルト(スカートみたいなやつ)の
民族衣装をまとって吹いている姿が思い浮かぶのではないでしょうか。


なんというか、バグパイプは
「スコットランド人の魂」なんですよ。


他の国でも民族楽器はありますが、
バグパイプほど民族性を主張している楽器はないと思います。
自分が思うに、スコットランドの人は、
ナショナリズムが他の国よりも強いのかもしれません。
(ショーン・コネリーも着ていましたしね)


バグパイプもイーリアンパイプ同様、
強く自分の心を打つ楽器の一つです。


それでは、バグパイプの演奏をお楽しみください。



まず、バグパイプの独奏です。
管の調整を見られるのが嬉しいところ。




スコットランドといったら、
「Scotland the Brave」は外せませんね。




中島みゆきの「麦の唄」。
ドラマはスコッチウィスキーが題材です。




映画「ブレイブハート」のエンディング。
これを観ると、バグパイプはスコットランドの魂と感じます。




◆おまけ

自分が高校時代の友人Y君から借りたCD、
このCDが、自分のメタラーデビューになりました。
そのCDの曲が下の曲になります。
間奏で入るバグパイプ、クサいメロディにどっぷり嵌ったのも、
今では良い思い出です。



posted by pomposo at 23:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 悠羽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月31日

期待

今回は、民族楽器をお休みして、
たまには自分の雑記なんぞを書こうかと思います。


今年に入ってから、忙しさに磨きがかかっておりまして、
自分の時間やら、睡眠時間やらも減っている状態なのですが、
そういう時だからこそ、音楽活動のいろんな野望も
沸々と沸いてきたりしています。


レコーディングしたいなーとか、グッズ作りたいなーとか、
そんな感じですね。


当然時間やら資金やらの制約もありですし、
今は準備の時期なのかなぁ、とも思っています。

焦ると、身も心も褪せていきそうなので…。
期待しないでお待ちくださいませ。


pomposo以外で、ライブなんかも考えております。
知っているお仲間の皆様で、何かやれればねぇ…という感じで。
そんな時が来たら、この場でお知らせかと思います。

まぁ、こちらも期待しない程度で、生温かく見守ってくださいませ。


実は、昨年の夏終わり位からでしょうか。
ちょっとした病気を患っておりまして、
ライブでしたり、日常生活でしたり、少々きつい場面もあったりします。

初期は、なかなか厳しい時もありましたが、
最近は病状にも慣れて、それなりに過ごせています。

少しずつ、自分の中で制限を課していたことを外したり、
忙しいながらも新しいことをしていることも、
良い気分転換なのかもしれません。


最近、意識的に「昔を思い出そう」としています。
昔の自分を考えてみると、今とは違い「期待をしていない」ように感じます。

今はいろいろと期待しすぎて、自分を縛っているように感じるときがあります。
もうちょっと、昔の感覚を取り戻したいな、と思う今日この頃です。


次回は、民族楽器を紹介しますね〜。
posted by pomposo at 23:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 悠羽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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